本町七夕祭りについて
記念すべき本町ブログ第3回目は、イーラブロガー(この言葉はじめて使いました)でもある、かわむら呉服店より投稿させていただきます。
7月も数日が過ぎ、今年も富士宮本町通り一番のイベントである「七夕祭り」が近づいてまいりました。昨日のマツヤデンキさんでも古い写真が投稿されていましたが、今回も本町七夕の歴史について当時の写真とともにお知らせしようと思います。
現在では、富士宮の夏の風物詩としてすっかり定着している本町七夕祭りですが、その歴史を紐解くと市内商店街すべてが参加した七夕飾りコンクールからスタートしているそうです。戦後ようやく落ち着いてきた昭和20年代後半のこと。
第1回のコンクールで我が本町通りが一等を勝ち取り、意気も上がり毎年のコンクールに望んでいたわけですが、数年の間に他の商店街は一つまた一つと不参加になり、単独開催での「本町七夕祭り」になっていったということです。
(昭和30年代の七夕祭り。後ろに見えるのは当時本町沿いにあった消防署の火の見櫓)
(同時期。芙蓉堂さん前。)
(同時期。東入口。現在の農民市場付近)
以降、それぞれの時代を反映しながら一度も途切れることなく祭りが続けられてきました。先達の苦労や努力に敬意を払いながら、また今年も富士宮の夏に彩りを加えられるように頑張ります。
特に、子供たちにとっていつまでも心に残り、郷土の誇りと思えるような祭りにしたいですね。
(NK)
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